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イーサリアム改善提案(EIP 2028)についての調査

Ethereumの改善提案(EIP)についての調査結果をまとめる。
今回はGoEthereum(Geth)のv1.9.3に含まれるEIP2028(トランザクションデータGASのコスト削減)について調査する。(2019/09/11 現在)

参考:Ethereum Improvement Proposals 「EIP 2028: Transaction data gas cost reduction

要約

Calldata(GTXDATANONZERO)のGASコストを現在の値である1バイトあたり(入力データの0でない各バイトに)68GASから1バイトあたり16GASに削減することの提案。

変更の利点

Calldata On-Chain ScalabilityのGASコストを下げる(Calldataの帯域幅を大きくする)ことで、1つのブロックに収まるデータが増えるため、スケーラビリティが向上する。

仕様

ゼロ以外のバイトあたりのGASは68GASから16GASに削減される。ゼロバイト(GTXDATAZERO)のGASコスト(入力データの値がゼロバイト)に4GASは変わらない。

変更の根拠

CalldataのGASコストを下げることでブロックが大きくなる可能性があり、データ伝送に関連するネットワーク遅延が増加する。
これは完全なネットワーク遅延の一部に過ぎず、他の要因はブロック処理時間(およびその一部としてのストレージアクセス)である。ネットワーク遅延の増加は、ネットワークを攻撃するコストを下げることでセキュリティに影響する。これは、特定の時点で、ブロックチェーンの最新状態で更新されるノードが少ないためである。

 

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